グローランサの灯火コンベンション

(11月30日追加)
ルーンクエスト90sに参加。マスターは遊戯の達人さん。


プレイヤーは全部で5名でしたが、そのうち3名は事前から途中までしか時間的に参加できないことが確定していました。
なのでマスターはその3名には、「途中でキャラクターが死ぬから死に方考えておいてね〜」と演出の事前要請が(笑)


キャラクター&プレイヤー紹介

  • アレバルト・アーレン オーランス 30歳 男性 PL:マツイさん

ベーシックRPGは経験あるもののグローランサは完全に初めての方。慣れない世界観のなか主役を張っておられました。普段はD&D3.5eをメインにしておられるようです。

  • “渇きの”フリール バービスターゴア 20歳 女性 PL:JM

90sは10年以上ぶり。普段はこのBlog参照のこと。

  • “ブラジオンの”エンタリオ イェルマリオ 35歳 男性 PL:mallionさん

90sは初めてとのこと。まりおんのらんだむと〜く+(id:mallion)でおなじみの方。普段は子育てをメインにしておられるようです(笑)がんばれパパさん!

  • “猟犬”ゴルタル ストームブル 22歳 男性 PL:ササキさん

グローランサは90sから入ったそうです。グローランサ関係のBlogコメント欄にハンドルネームでいつも書かれている方です。

  • “切り裂く”レイリー フマクト 25歳 男性 PL:マツダさん

お話を聞く機会が無かったのですが、言葉少なげな態度が今回はフマクトとしての印象を強めておられました。


キャラクターデータはサンプルをそのまま使いましたが、偶々席が隣のまりおんさんと
「能力値、低いですね……」「ですね……」
「戦士系なのにダメージボーナス有りませんね……」「ないですね……」
と、不景気な会話を続けていた我々でした。サンプルキャラの能力値はカルトごとにちょっと狙いすぎじゃないですかね?(笑)


キャラクターはガーラスなる人物に集められてルナーに追われているマリタという少女を古の風の寺院まで護衛して欲しいというもの。ゆりかご河を下るボートやコーフルーでの船の手配などはガーラスの知り合いがすべてしてくれるという安心設計。目的地のカリル・スターブロウにマリタを会わせればそれでいいらしい。ボートの手配はデシじいさんだったり、船のほうはサ・アル氏だったりとルーンクエストのシナリオ経験者向けの要素も入っていたり。


河下りの最中、バブーンに襲われたりルナーの手配書が回ったりで2度ほど戦ったけれど、まりおんさんが狙ったようにダイスが奮わない。ファンブルで武器が壊れるまで出していました。コーフルーの港では船はあれどもルナーの警備のせいで乗り込めない。このイベントがちょうど3名退出のリミットになるようにマスターが調整してくれたのでここを強行突破する。増援のルナー兵の数は多く船が出るまでその3人が殿を勤めることに。
“猟犬”ゴルタルは《混沌対峙》呪文でルナー兵1名を同士討ちで失わせ得意の両手に武器を持ち二回攻撃で戦い、“切り裂く”レイリーの《神剣》呪文は有り得ないほどのダメージを出し、“ブラジオンの”エンタリオはまだ馴染まぬ槍を持って戦った。特別ルールで貰った技能〈死ぬ〉20%*1にゴルタルとレイリーはなんと成功。失敗したエンタリオはゆりかご河の流れに消えていくのでありました。


ここで前半終了。コンベンション会場から帰る3人を見送るついでに食事休憩ですが、3人とも、もう1セッションやり遂げた充実感が。勢いって重要ですねぇ。


後半部分はヒョルトランド近郊の海岸からスタート。ここからマリタを入れて3人で北上しなければなりません。と、ここでマスターはNPC“はしばみの”ガースを投入。オデイラの狩人です。巨大な蚊や狼に襲われぼろぼろになった一行が着いたのは収穫祭で賑わう村でした。負傷と強行軍でぼろぼろな一行は休息。次の日は祭りに参加したりしていると、マリタの様子がおかしい。一刻も早く目的地に向かうようにと他の二人を説得し始める。反対する理由も無いのでいくつか失った武具を補充して古の風の寺院に向かう。目的地で首尾よくカリルに会えるものの、マリタが突如カリルに襲い掛かった。祭りのあった村でルナーの刺客に入れ替わっていたのだ。カリルは運良く生き残ったが、本物のマリタはこのままではルナーのホワイトウォール包囲軍に連れ去られてしまう。カリルから馬を借りた一行はガースの案内で先回りをするべく走るのだった。マリタをつれた馬車を発見した後、雨が強く降ってきた。これぞオーランスの加護と喜びながら馬車に襲撃をかける。短時間でマリタを救助すると古の風の寺院に帰還するのだった。


カリルの言葉によりマリタはガーラスの娘であることが分かった。また一行にも声がかけられた。その結果アレバルトもまたルナーとの戦いに参加、フリールは共に旅をした3名の復讐の為に生きることを誓うのであった。


グローランサの灯火参加者の皆さん、お疲れ様でした。

*1:生き残る80%でないのがポイント